中国の観光地「ガラス橋」が開通後2週間で閉鎖に
中国内陸部湖南省にある武陵源は
世界自然遺産に登録されていて、観光地として人気があるところです。
そこにある大峡谷で今年8月20日に
世界で最も高い場所に位置し
最も長いと宣伝されていた「ガラス橋」が開通しました。
谷底から300メートルの高さに 作られた
長さ430メートルのガラス張りの橋です。
一般開放を前に、橋の表面のガラスにハンマーを次々と打ち下ろして、その安全性を
アピールするイベントも開かれました。
参加したボランティアが1人ずつガラスの上に乗って「お母さん、愛してるよ!」などと叫んで ガラスにハンマーを次々と打ち下ろしました。
橋は表面部分に複数のガラス板を重ねて
5センチの厚さにしたもので、ひびは入ったものの割れて落ちることはなく、
その上を車が走ると、
大きな歓声が上がっていました。
現地の技術者は「橋がいかに信頼できるものかが証明され、観光客はその安全性を
体験できるでしょう」と得意げに話していたそうです。
たしかに壊れはしなかったものの、ヒビが入る事態に大丈夫のだろうかと思わずにはいられません。
その上を車が走ると大歓声が上がったとのことですが、半分は悲鳴だったのでは…。
これから何事もないといいのですが…。
と、大勢の人が思ったのではないでしょうか。
この「ガラス橋」の1日当たりの訪問客は8000人に限定していましたが、開通後、毎日1万人以上が訪れることに圧倒されたといいます。
ヒールの靴をはいた女性はビニールの靴カバーつけさせられていました。
開通以降、事故なかったようですし
橋の構造部分での亀裂や損傷の有無については問題はなかったとのことですが
ですが、開通からわずか2週間もたたずに、観光客らが殺到したことを受けて閉鎖されました。
そしていつ再開されるかはわからないそうです。
メンテナンスじゃないのですね。
閉鎖は事故が起きる前でよかったのかもしれませんが、
それにしても、2週間で閉鎖とは、信じられませんね。
ちょっと信じられないニュースだと思ったので取り上げてみました。